実録!がん(悪性新生物)になって、給付金請求した

私は、父を脳内悪性リンパ浮腫というがんで亡くしている(詳しくは、実録!○○○万円オーバー!東北某県のお葬式、これだけかかったよ! - ほけんもうら)のですが、実は母もがんを患い入院・手術をしています。もう10年ほど前のことですが、母が当時のことを記録していたので聞いてみました。

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目次

被保険者データ

母:当時52歳

病名:子宮がん(レベル4)

自覚症状:なし

職業:団体職員

入院のいきさつ

母は、わりと健康に自信があるタイプ。更年期障害は多少ありましたが、生理痛で寝込んだり、その他、大きな病気をしたことはなかったそうです。

ある日、職場で急に腹部が痛みだし、救急車で運ばれます。診察を受けたところ、子宮に大きな塊が見つかり、子宮がんという宣告を医師から受けました。

レベルは4。レベル5で末期がんと言われますので、かなり進んだ子宮がんだったはずです。

子宮がんの闘病データ

入院:124日

手術:1回

自宅療養:120日

救急車で運ばれたその日から、4か月入院したそうです。その間に手術は1回。退院し、自宅療養を開始。そちらも4か月療養を行っています。

病院へ払ったお金:103万9229円

 

加入していた保険と総給付額は?

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入っていた保険:JAの共済医療保険と郵便局の定期積立についていた医療特約

JAの共済医療保険:1日7000円(がん入院無制限タイプ)

郵便局の特約:1日1500円(がん入院無制限タイプ)

 

JAの共済医療保険

入院:87万円

手術:26万円

 

郵便局特約

入院:18万1756円

手術:6万円

通院:2万円

 

保険給付金総合計

139万1756円

その他公的保険は?

高額療養費制度で、68万7786円が数か月後に戻ってきています。

また、母は団体職の正社員であったため、6か月は給料全額が支払われています。また、4か月入院、4か月自宅療養だったため残り2か月は給料全額期間には該当しませんが、傷病手当金が給料の8割支払われています。

給料を月20万(詳細な額は教えてくれませんでした)とすると、20万円×6か月で120万円。傷病手当金16万円×2か月で32万円。合計135万円になります。

実際にがん闘病にはどれぐらいかかった?

103万9229円(病院に支払った額)-68万7786円(高額療養費制度)=35万1513円(実際にかかった額)

139万1756円(保険給付金額)+135万円(公的保険等)-35万1513円(実際にかかった額)=239万243円

母に傷病手当金などの保障がなかった場合

139万1756円(保険給付金額)ー35万1513円(実際にかかった額)=104万243円

まとめ 

医療保険は、1度入院し、手術をすれば払い込んだ保険料以上の戻りがあると言われています。仮に、入院1日5000円もらえるタイプの保険に加入し、保険料3000円を20年間払っていたとすると、72万円になります。

母の場合は長期入院でしたので、かなり戻りがあったことになります。

病気、怪我の内容によっては、入院日数も短く、給付金も支払いは額は少ないかもしれませんが、入院となると働けません。その間の生活費を貯蓄で賄うことになってしまいます。

また、入院すると大抵の人は気弱になってしまうもの。そういった不安を少しでも軽減するために、保険は入っておきたいですね。

今、がん保険に加入していないなら、ぜひ、チューリッヒ生命の自由設計型の「がんプレミアム」という保険をおすすめします。

今後医療が変化し、がんであっても入院せず、通院しながらの放射線治療やホルモン剤治療が一般的になってきます。チューリッヒ生命の「がんプレミアム」は、入院通院と問わず、放射線、ホルモン剤を月1回以上を受けたら給付金が払われるタイプになっています。

私は、1回の放射線かホルモン剤治療につき、月30万円(放射線、ホルモン剤をその月に同時に受けたら60万円)でるタイプの保険に加入しています。その他通院の保障もつけて、月々の保険料は、3000円以下です!

詳しくは、下記のブログにて。

保険Naviでは、専門のFPが保険相談もしてくれます。保険に不安を覚えている方、健康なうちに入っておきましょう。がん保険には加入しても免責期間が3か月ありますので、少しでも急いだ方がいいです。