治験で検査に行ったら、チョコレートのう胞と子宮腺筋症が見つかった( ゚Д゚)

お世話になっている治験紹介会社安心実績のJCVN治験モニター から勧められて、子宮内膜症の検査にこの前行ってきました。トクホの緑茶モニター治験で落選、乳酸菌のモニター治験では血糖値低すぎで事前調査で落選、そして便秘の治験では夏風邪を引いてお腹が緩くなりすぎて落選という実績でした。あまり治験に縁のない体なのかしら(´・ω・`)と思っていたところ、子宮内膜症の検査に行ったらとんでもない結果がでました。

目次

子宮内膜症検査を勧められた理由

子宮内膜症は、20代から30代に多いといわれている病気です。子宮内膜症とは、、本来、子宮内腔にしか存在しない子宮内膜や子宮内膜様の組織が、子宮以外の場所にできてしまう病気で不妊に繋がりやすくなります。なぜ、子宮内膜症になってしまうのか根本的な原因はまだはっきりとわかっていないそうですが、女性が子供を生む数が減ったことや、仕事で抱えるストレスなどもあり女性の現代病ともいわれているそう。

この子宮内膜症の治験は、JCVNから電話がかかってきて話を聞いていたらよさそうだったのでお受けしたもの。JCVNではたくさん治験登者がいるのですがなぜ私に回ってきたのかというと、30代の女性だから、子宮内膜の検査に抵抗のある人が多いから、だそうです。

私はまだ人間ドックを受けたことがなく、健康診断も自宅仕事になってからきちんとうけていない状態が数年続いていて、いつかきっちり検査しなければなと思っていたのでとてもいいタイミングでした。

治験の順番は、まずJCVNからTEL、その後、治験開催の会社からTELという2回電話で、生理の重さなどの質問を受けます。

どんな質問だったか?

生理痛はどれぐらい重いですか? →1日目から3日目までは、毎食鎮痛剤を飲みます。

生理前にも腰に痛みはありますか →あります

夜勤など不規則な生活ですか? → いいえ

出血量はどうですか? →多いです

過去にチョコレートのう胞や子宮筋腫といわれたことがありますか? → ありません

産婦人科に最近、いついきましたか → 5年ほど前、ストレスで下腹部が痛くなっていきました。

こんな感じす。

正直に答えたところ、第一次審査はパスした模様で、治験開催の会社からまた電話をさせるとのことでした。1週間ほどして治験開催の会社から電話がりまた同じ質問をうけます。パスすると、来院の候補日の提案がされました。自分の都合のいい病院と日付を選びます。私も場合は三か所から選ぶことができたので、電車1本で行ける病院があったのでそこにしました。

治験病院に行ってみたらセレブ病院だった

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私の中の治験のイメージって大学病院のような無機質な感じか研究所のようなじゃっかんぼろいとこのイメージがありました。便秘の治験のときに行った病院が個人病院でそんなかんじだったので。しかし、今回の子宮内膜症の病院は全然違って、セレブ病院のようなところでびっくり( ゚Д゚)

ペニンシュラホテルかよ?タカノ友梨のエステかよ?と思わずつぶやいてしまいそうなほど素敵な病院でした。待合室は人がいてできなかったのですが、大理石っぽい白い床に可愛い受付、椅子やソファーは猫脚でイギリス風な感じ。置いてある雑誌も、女性自身とかじゃなく、ヴォーグとかELLEでした。

中は撮影できなかったので廊下とお手洗いをパシャリ。なんでもないところに花が飾られていました。

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お手洗いの壁紙はお花(*'ω'*)。そしてここにもお花が!

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 病院内は受付も医師も見た限り全員女性でした。10名ほどのこじんまりとした感じですが、とにかく豪華。患者さんは2、3人でした。

治験が気になる方はJCVN公式サイトをどうぞ → 安心実績のJCVN治験モニター

治験コーディネーターさんから子宮内膜症の治験説明を受ける

治験で事前説明を受ける場合は、時間厳守。治験コーディネーターさんが治験の説明をするために待っているからです。

 新しい「薬」を開発するためには、「薬の候補物質」について動物で効果や毒性を調べるだけでなく、人での効き目(有効性)や副作用(安全性)を確認する必要があります。
人での有効性や安全性について調べる試験を一般に「臨床試験」と呼んでいます。また、厚生労働省から「薬」として承認を受けるために行う臨床試験のことを「治験」と呼んでいます。

この治験には段階があります。

第1相(フェーズ1)
少人数の健康成人で、安全性について調べます。

第2相(フェーズ2)
「薬の候補物質」が効果を示すと予想される患者さんで、有効性や安全性などを調べます。また、投与量や投与方法なども確認します。

第3相(フェーズ3)
大人数の患者さんで、有効性や安全性、また使い方を確認します。
 (引用元:武田製薬工業株式会社)

※詳しくはこちらの記事で。

【体験レビュー】治験って安全?儲かる?試してみてわかったあんなこと、こんなこと。 - もうららいふ

今回の子宮内膜症の治験は、第2相。私は第3相と思っていたのでちょっとしりごみ。しかし、説明を受けていて、子宮を検査しチョコレートのう胞がなければ本検査には進めないといわれ「どうせ、落ちる」と思い事前検査だけはすることに。検査は触診とエコーです。この事前検査代は先に支払いますが、その後、領収書を治験実施会社に送り返すと検査代は全額支払われるといわれていたので実質タダで子宮内膜症の検査ができます。

セレブ病院で私がやったこと

1:問診票に症状を書く(待ち時間も入れて10分ほど)

2:治験コーディネーターから子宮内膜症の治験の説明を受ける(15分ほど)

3:別の問診票をまた書く(待ち時間も入れて15分ほど)

4:ただ待つ(20分ほど)

5:検査(20分ほど)

病院にいた時間は全体で80分ほどでした。問診票はすぐ書けてしまうので待ち時間が三分の二を占めた感じです。本を持っていったほうがいいです。もしくは、携帯の充電は満タンに!

肝心の子宮内膜症の検査は?

50代ぐらいのクールな感じの女性の先生が担当でした。生理がどれぐらい重いのかなど問診表に書いたことと同じような問診を口頭で受けて、いざ検査です。診察台みたいな椅子にのり、触診とエコー検査。なかなかこれが不快(*´Д`)

触診とエコー検査を受けながらそこで子宮の状態を説明されたのですが、私は子宮内膜症ではないが、チョコレートのう胞と子宮腺筋症の症状があるとのこと。

えっ( ゚Д゚)

私、チョコレートのう胞あるんですか?子宮腺筋症って何?

生理は重いけれど寝込むほどではないし、全然問題ないだろうと思っていたらまさかの結果です。

なので、私は無事(?)事前検査をパスし本検査に進むことになりました。

チョコレートのう胞と子宮腺筋症とは?

チョコレートのう胞 

卵巣にチョコレート状になった古い血液がたまって大きくふくれたものを、チョコレートのう胞といいます。このチョコレートのう胞ができてしまうと妊娠しにくくなってしまうことがあるんだそう。

子宮腺筋症

子宮の筋肉層に子宮内膜が入り込んで増殖してしまうので、妊娠時の着床サポートが受けにくくなる。

治験の本検査では何をするの?

本検査はまだ始まっていないので分かっているスケジュールだけここに書きます。

10月中:骨密度検査/血液検査

骨密度検査と血液検査は、産婦人科のセレブ病院ではできないので別の病院に行くことになります。前、便秘の検査で健康診断を受けたときに、「カルシウム不足ですね」と言われたので、骨密度検査いろんな意味で気になります。骨密度検査と血液検査は別々の病院なので、同じ日に終わらせることが出来るよう治験コーディネーターさんにお願いしました。

10月後半:セレブ病院にまた来院

11月以降:10回ほど来院

来年の夏ぐらいまで月1回通うことなります。

本検査中はどんな薬を飲むの?

子宮内膜症に効くと言われる飲みお薬(濃度は5段階)、プラセボ(これも5段階あったような?)、注射治療の11種類の中からどれかに振り分けられるそう。ちなみにどれに振り分けられたのかは、治験コーディネーターもセレブ病院の医師も分からず製薬会社の人だけが分かるそうです。

気になる子宮内膜症治験の金額(負担軽減費)

今回の事前検査:6000円(領収書の返送が必要)

骨密度検査と血液検査:10、000円(2か所で1万円なのか、2万円なのかは不明)

本検査での来院:1回に付き10,000円

通信費:電子日報を送信する期間(2か月だったか4ヶ月)あるので、その期間は6,000円。

 便秘の治験のときに2週間電子日報の義務があったのですが、これがちょっと面倒臭かったなあ。やることは、その日の夜に忘れずに携帯から日報を打ち込んで送信するだけなので、電話するわけでもないのですが、忘れずにやらなければならないというのが精神的に少し負担でした。子宮内膜症の治験は太っ腹で電子日報の期間は上乗せで通信費というものを払ってくれるのでラッキーといえばラッキーです。10か月の全期間日報の報告義務がないのも楽ですね。

治験が気になる方はJCVN公式サイトをどうぞ → 安心実績のJCVN治験モニター

まとめ

興味本位としばらくきちんとした検査をしていなかったため、渡りに船で行った子宮内膜症検査。行ってよかったです。つぎの治験レポは、骨密度検査と血液検査になると思います!

治験で勧められなければ、ダラダラと病院に行くのを先延ばしにしていたと思うので、早期発見できてよかったです。