どっちに入る？積立利率1.5％の個人年金と、積立利率3.0％の終身保険

以前、無料保険相談で積立利率1.5％のマニュライフ生命個人年金と積立利率3.0％のメットライフ生命終身保険を紹介してもらいました。積立利率的に言えば、断然メットライフ生命終身保険のほうがお得なのですが、実際のところどうなんだろうと思ってちょっと比較してみることにしました。

迷っているのは、マニュライフ生命こだわり個人年金外貨建

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そして、メットライフ生命ＵＳドル建ＩＳ終身保険。

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今回は、マニュライフ生命こだわり個人年金外貨建について詳しく考えてみることにしました。

マニュライフ生命とはどんな保険会社？

カナダの大手生命保険会社で歴史は１２５年以上。

ＦＰさんら曰く、日本の第一生命みたいな位置づけの会社だそう。

日本では１９９９年に営業を開始。

扱っている生命保険

・終身保険　・収入保障保険

・医療保険　・個人年金保険

・ガン保険　・一時払個人年金保険

・変額保険　・一時払終身保険

・総合保障保険　・一時払変額終身保険

外国の生命保険会社でも扱っている生命保険の種類は日本と同じのよう。

私の中では、投資型の年金に力を入れている、経営者向きの保険を販売しているというイメージ。

マニュライフ生命こだわり個人年金外貨建はどんな生命保険？

２０１５年７月に発売された保険。正式名称は「無配当外貨建個人年金保険（積立利率変動型）」。ペットネーム（名称）が「こだわり個人年金外貨建」です。

・無配当なので、保険会社の運用が予定利率を上回ったりしても配当は受け取れない。（無配当保険はインフレ対応できない）

・しかし、同時に積立利率変動型なのでイこの部分でンフレ対応可能。

こだわり個人年金外貨建の大きな特徴

外貨建てであること！

保険料を円建（日本国債中心）ではなく、米ドル建て（アメリカ国債中心）や豪ドル建（オーストラリア国債中心）で積み立てることができます。

2016年8月4日付け

日本国債、－0.090　アメリカ国債　＋1.546　オーストラリア国債　＋1.929

国債に投資して運用される個人年金は、日本国債で運用される円建の個人年金より、アメリカ国債やオーストラリア国債で運用されるほうが圧倒的にお得。円建の金神年金よりも将来受け取れる年金が高額になることが期待できます。

運用するなら、どの国債？

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このマニュライフ生命こだわり個人年金外貨建を紹介してくれたのは、無料保険相談でお世話になった「保険のアドバイザー」ＦＰのＫさん。

マニュライフ生命こだわり個人年金外貨建は、アメリカ国債またはオーストラリア国債二種類から選べるのですが、Ｋさんオススメはオーストラリア国債だそう。

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オーストラリア国債をオススメする理由は、世界規模の不況でも強い通貨だからだそう。上の過去の長期金利推移の図で、２０１０年手前で、ずどんと金利が低下しているのですが、そこがリーマンショックのときです。各国の国債が軒並み低下した中で、オーストラリア国債だけはマイナスにならなかったそうです。また、輸出が盛んで、自国で何でも生産できるという国の強みもあり、強い国債としてオススメなんだそう。

ただし、アメリカ国債に比べて国債発行数はそこまで多くないので、予想外の事件が起こると一気に国債の率が低下することも考えられるので、安心を求めるならアメリカ国債のほうがいいとのこと。

ちょっと迷うところですが、マニュライフ生命こだわり個人年金外貨建は毎月積み立て利率が見直されるので、過去２５年間ほぼアメリカ国債より上で推移しているオーストラリア国債のほうが魅力的かもしれません。